青少年の健全育成・・・


皆さん、11月の三連休はどのように過ごされましたでしょうか?

本当に早いもので11月の後半に入り、だいぶ寒さが厳しくなってまいりました。。

インフルエンザもまだまだ大流行中。区内の小中学校でも多くの感染例がみられ、予定された行事の延期や、学級閉鎖、それにより遅れた授業の土曜補講など学校現場では色々な対応、工夫を模索しながら運営をされているようです。

そんな中、21日の土曜日には、『墨田区青少年育成委員会連絡協議会』が主催する「健全育成区民大会」が曳舟文化センターで開催されました。

本大会は、青少年を取り巻く多くの課題、問題の解決に向けて家庭、地域、学校現場、関係機関や団体がこれまで以上に連携を密にしつつ、青少年の非行防止、健全育成に取り組む。そういったメンバーが一堂に会し区民への呼びかけとともに、健全育成活動の充実と推進を図るを趣旨に開催されるものです。

冒頭のご挨拶の中で、少年犯罪が墨田区で特に増加している!その中で最も多い割合を占めるのが『万引き』であるとの報告がなされました。

補導された生徒は、ごく普通のお子さんも多く、盗ってはいけないものだとは思わなかった、ほんの軽い気持ちでした等々、いわゆる罪の意識が極めて薄いという状況であるとのことでした。

やはり学校現場や家庭で『ルール、規則を守る』という人生や社会の基本が実践されていない世の中になりつつあるという現われであり、何に対してもけじめや分別がない、『いいや、いいやの精神』が蔓延し、しかも間違ったことをしても厳罰できない、子どもを叱らない(叱れない)という変な時代に、日本国になってしまっている様に思えてなりません。 

(先日の決算特別委員会でも持論として発言しましたが・・・学校が面倒で行かない子、遅刻を平気でする子、宿題を提出しない子、チャイムが鳴っても着席しない子、その他いろんな例が散見されます!)

これらの事は決して子供たちだけのせいではありません!どちらかというと大人が悪い!という事を我々大人は自覚しないといけない時代ではないでしょうか?!

『教育』とは読んで字の如く『教えて育てる』ことをいうのであって、丁寧に根気強く、分かりやすく教え、時には感情的に怒る、叱ることも我々大人、親、先生、地域のおじさん、おばさんの役目であると思います。

すみだの子供たちには、とにかく大事な人生の基本や規則をしっかりと叩き込み、それこそ体も心も健全に育って欲しい!と痛感致しました。

この大会を機に、今一度墨田の子供たちの現状を検証し、この大会に集ったすべての皆さんが「このままではイケない!」、力を合わせて変えていく努力を惜しんではいけないと思いを新たに致しました。

青少年育成委員会の皆さんのさらなる奮闘を期待し、区の教育委員会、われわれ区議会議員の役割も非常に重要である!と考え直した一日でありました。。。

 


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