企画総務委員会


私の所属する企画総務委員会が7月1日の金曜日開催され、4つの常任委員会での審議が全て終了しました。

選挙後、第17期 最初の定例区議会でしたが、継続的な重要課題は引き続きあるものの、大きな争点というか行政への厳しい指摘事項が、いつもより少なかったように感じました。

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委員会では、委員として

(区)職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の審議

ライフワークバランス、男女共同参画、男性にも育児休業を取りやすくする職場環境への改善というような考え方の下、条例の改正ですが・・・

昨年の実績を尋ねると、昨年、女性の職員21名は全て育休を申請し取得しましたが、男性対象職員25名のうち育休取得はゼロでした。

さらに目標数値は?と聞くと25人の10パーセント、2から3人という答え。

男性の場合、非常に職場環境的には難しいところですが…本区も働きやすい職場づくりという観点から改善を図られたらと提言させて頂きました。

続いて、補正予算の審議。

皆さんに身近なところでは、民主党政権の目玉であった子ども手当

今年の当初予算では3歳未満の子供は増額の20,000円としていましたが、予算的にも難しいという事で国、政権が見送りを決定!ご期待された区民の皆さんに、大いに迷惑をかけたわけです。4億2400万円のマイナス補正となります。

また8月終わりまでには、子ども手当の存続が議論され、与野党協議の結果によっては廃止という可能性も高いという事。その際に戻るといわれる、複雑な児童手当の支給の準備は、出来ているのか?と質問しました。

対象となる区民の皆さんのために準備しつつ、政権の方針転換を見守るとの事でした。

その他予算の内容として

区内60か所に整備されている防災無線について・・・聞こえない、緊迫感に欠ける等当時の区民からの指摘も踏まえ、調査を実施し改善を図るとの事。

分譲マンション、緊急輸送道路沿道建築物等の耐震アドバイザー派遣…(緊急震災対策の一つで無料の制度)について 確認の質問をしました。

続いて、庁舎リフレッシュ計画の熱源設備改修工事約4億円、3小学校の耐震補強工事や錦糸公園の整備工事その3、約2億4000万(噴水が造られ今年度で全て完成)、桜橋通り、言問通りの電線の地中化、景観整備工事、災害備蓄用の物品の買い入れ2714万円、等々の契約案件の承認。

また報告事項として示された、墨田区の契約事務の改善について、3点の質問。

特に改善するのなら、一つは区内の事業者に対する考え方の徹底や最低制限価格といった考え方も視野に入れて複合的にダンピング紛いの低価格入札に対する策を考えられたいと自分の考えを示しました。

確認したい事、提案したいことは殆ど発言させて頂きましたが、もう少し遠慮しないで突っ込んでも良かったかなとも思います。

久々の常任委員会質問でしたが、やはり気を抜けない、全て勉強して臨むという区議としての基本姿勢が大切であると改めて感じたところです。

以上報告でした。


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