墨田区議会、議員の自覚について


 二日間にわたる本会議質問を終えて、今日から常任委員会に入ります。

ここに至るまで、皆さんに報告しなければならない区政の動きを、忙しさという、勝手な自分に甘い理由でアップすることを怠っており申し訳ありません。

まとめて書かせて頂きます。(なるべく簡潔に…)

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一つは私が声を大にして提言してまいりました、費用弁償の廃止について。

墨田区議会として自民党が主導して、一日も早く廃止(貰わない様に…)しようという動きです。

私たち区議会議員は例えば本会議に出席しますと、費用弁償という名目で一日につき5000円を頂けます。色々な歴史的変遷のなかで、議会独特の制度であると思いますが、時代は変わりこの制度を存続していていいのか?と区議会議員にならせて頂いた時から疑問を持っていました。

滝沢議長を中心に各会派代表が話し合いに入りましたが、そのままで良いという会派もあり、まだ結論が出ないようです。

我々に係る費用の削減は、自発的に議員が声を上げて削減しようとしなければ、廃止という結論には至りません。(廃止すれば年間740万の削減になります)

財政状況が厳しい墨田区、広い意味での議会改革の一環でもあり、是非とも早い段階での結論、そして来年には費用弁償を頂かないという日が来るよう、議会として前向きな対応をするべきです。

第二番目には、震災や洪水といった災害に際し、われわれ区議会議員の役割は何か、連絡手段や実際の行動について議会として一定の考え方を滝沢議長の下で自発的にまとめるという動き。

議員一人ひとりが、その使命を明確にし、責任感を持つという意識の改革は大変重要です。

以上、2点は議会の自覚というか、『墨田区議会を変えてゆこう!』という動きの例であり、このような変革を私たち墨田区議会は続けていかなければならないのだと思います。

また9月28日、1時から区議会としては大変珍しい全員協議会が開かれます。

議題は、『1墨田区基本計画の改定(中間)について。』『2大学誘致、進出大学の選定について』です。

どちらも超重要案件であり、内容が全ての議員に関わることから32人が一堂に会して説明を聞き、議論することになります。

今後の墨田区にとって大事な2案件ですので、充分に勉強して当日に臨みたいと思います。

最近感じること!

勉強したいと思っていても・・・役所側から、われわれ議員に対して資料の配布があまりに遅い!

たとえば今日の区民文教委員会において報告される、【墨田区まなびプラン(第3次墨田区生涯学習推進計画)】の素案について、資料が役所に着いてから控室のデスク上に置いてあるのを発見。

しかも95ページもある冊子です。(言い訳もなく、平然と置かれている状況)

1時から始まるのに、これをどうやって勉強し質問するのか?理解に苦しみます・・・

第3回定例会に報告するというスケジュールに入っているなら、当然準備がなされ少なくとも5日前には議員に配布するべきであると思いますが・・・

議会や議員をどのように考えているのか?これがこのまま続くのでしょうか?

無理な事は言いませんので・・・猛省の上で、当たり前の仕事をして欲しいと強く要望したいと思います。

 

 


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