両国地区の再開発について


平成24年度予算に、両国地区の再開発の検討(グランドデザインの策定)、安田庭園の再整備、両国公会堂跡の利活用の3点が同時に!課題として挙げられました。


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私は、スカイツリー観光客の皆さんが回遊して頂く区内観光の拠点として、向島、両国の街づくりは大変重要であると考えます。

向島は前にも述べたとおりツリーからほど近い、歴史を感じる、また季節によって多くのイベントが開催され(隅田川七福神めぐり、さくら祭り、レガッタ、日本一の花火、祭礼等々)、和スイーツや美味しい食が豊富な街、花柳界、そして伝統工芸の工房が多く存在しており、まち歩き観光にも最適な街であります。

そして両国!

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国技館、ちゃんこ屋さん、江戸東京博物館、北斎美術館、東京都慰霊堂等々を始めとして、多くの観光資源を大いに活用して江戸を感じる観光都市の形成を早急に図るべきと思います。

合わせて現状、正直殺風景な両国駅を江戸モダン調に改築し、イベントの可能な広場も整備して観光客の誘導を図る。

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さらに重要なのは、両国公会堂の改修、まち歩き観光の拠点に仕上げることです。

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墨田区は、相当なお金(予算)を使い錦糸町や曳舟など近代的手法を用いて再開発してきました。それはそれで人も集まり、地域の活性化という一つの目標は果たせているものだと思います。

しかし私は、今まで伝統ある町墨田であるといいながら、歴史的建造物を生かした拠点整備という考え方がなかったように感じていました。

ですからこの両国の再開発には、大正時代の面影を残すこの建物を、しっかりと改修して両国街歩きの核にして観光客を集客し、そこから歩いて街の魅力、すみだの魅力を感じていただく拠点に生まれ変わらせなければいけないと思っています。
(もちろんスカイツリーとも、向島とも、錦糸町ともそれぞれ違った雰囲気の墨田の街を観て感じていただくのです!)

また両国船着場の利用も必然です。
ここから区内は向島、吾妻橋へ・・・浅草、お台場や浜離宮など区外へも船によって移動する舟運も合わ
せて、魅力ある観光拠点にしていくべきと思っています。

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私の勝手な発想や青写真ですが、区議会議員として将来の墨田の街を大きく語ること、夢を実現に移すことは大事な役割であると自覚し、行政側としっかりと協議しながら5年後、10年後の両国のまちづくりを考えていきたいと思います。

ぜひ皆さんの色々なご意見、アドバイスを頂戴したいと…お願いいたします。


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